2008年10月31日
逸品。

当社は今年で創業116年目。
私は4人目の社長となります。
そんな、普通よりもちょっと歴史のある会社なだけに、
普通よりもちょっと個性的な宝飾品が集まります。
そんな宝飾品の中には、逸品と呼ぶにふさわしい、
大変に優れたジュエリーもございます。その中の
ひとつが今回ご紹介するカメオのブローチです。
カルロ・パルラーティ(1934~2003)作。
イタリアが誇るカメオ3大巨匠の一人。
南イタリアのカメオの町トーレ・デル・グレコの
名誉市民にして特命大使だったカメオ作家。
画家でもあり、彫刻家でもあったカルロ氏の
作品は特徴的な作風でもよく知られています。
シンプルで力強いライン。印象的な瞳。
他とは一線を画すその作風は、非常に
深い彫りを特徴としています。
実は、細かく繊細なラインほど彫りに失敗した
ときに修正がききます。このように深い彫りに
なればなるほど、失敗は許されないのです。
もちろん、素材も高品質で層の厚いものでないと
このような掘りには耐えうることができません。
素材、技術、そして何よりも感性。その全てが
結集したカメオは、極めて限られたものであり、
滅多に目にすることはできない貴重なものです。
しかも、こちらの作品はカルロ氏が若かりし頃、
初期の、油が一番乗っていた時代の傑作です。
貝も非常に厚みがあり、最近では滅多に見る
ことができない極上品。枠もハンドメイド、素朴
ながら非常にしっかりと留められています。
ソフィ・タカヤナギ本店の店内に常時展示して
ありますので、ぜひ芸術に触れてみてください。
なお、こちらのカメオは非売品です。
もしお値段をつけるとしたら・・・車が優に1台
購入できるくらいの金額にはなる事でしょう。
このような時代だからこそ、本物を。
ソフィ・タカヤナギの願いです。
2008年09月01日
ロシアの秘宝 ファベルジェ展2008 その2

本日より2日間開催しております『ファベルジェ展』。
今回展示している商品を少しご紹介させていただきます。
まず、会場は下通『PRONTO(プロント)』地下の、イベントスペースリバーレ。
ごらんのとおり、雰囲気の良いスペースです。画像には映っておりませんが、
大画面が壁面に設置してあり、ファベルジェの映像を流しております。
本日も、たくさんのファベルジェファンの方にご来場いただきました。
会場では無料でドイツワインを楽しめますので、中にはそれ目当ての
方も居られたような…?
今回の展示内容の一部ですが、間違いなく過去に日本国内で開催された
ファベルジェ展の中で最大規模です。これだけのファベルジェ製品が一堂に
会したことはありません。
特に今回来ている商品の中には、最後の1点というものがたくさん含まれて
おりました。その中の一部をちょっとご紹介させていただきます。
このエッグペンダントは、透明な卵の中に一輪の赤い薔薇が見えるという
もの。実はこの透明なカバーはガラスではなく、透明な天然水晶から削り
だして作り上げています。細かなエナメル細工といい、素材へのこだわり
といい、一つの芸術作品に仕上げています。
このペンダントをプレゼントに、プロポーズをする…なんて情景が思い浮か
んだりする、素敵なペンダントですが、こちらで最後の一点です。完売後は
オークションか、オーナーから譲っていただくしか入手方法はありません。
この、ヒヨコのサプライズ(仕掛け)がかわいらしいエッグペンダントも
最後の1点です。カタログにも掲載されていた代表作だっただけに、
今回で最後とのお話は寂しいものがありました。
ファベルジェの代表作である、イースターエッグ。こちらのオブジェも
ラストワン。花に取り囲まれたウサギの愛くるしい姿が印象的です。
卵表面のギロッシュ仕上げも見事で、ベースの水晶、トップには
愛らしいお花のエナメルトップが輝いておりました。このエッグだけでも
見る価値がある逸品です!
まだまだ、今回来熊しているコレクションの中のほんの数点です。
歴史的にも価値があるファベルジェのコレクション。
明日までの開催となります。ぜひお出かけくださいませ!!
2008年09月01日
ロシアの秘宝、ファベルジェ展。
『ロシアの秘宝 ファベルジェ展』
9月1日、2日
10:30~19:00
下通アーケード内プロント地下
イベントスペース、リバーレにて開催!
主催:ソフィ・タカヤナギ
9月1日、2日
10:30~19:00
下通アーケード内プロント地下
イベントスペース、リバーレにて開催!
主催:ソフィ・タカヤナギ

当社は今年で創業116年目。
私は4人目の社長となります。
そんな、普通よりもちょっと歴史のある会社なだけに、
普通よりもちょっと個性的な宝飾品が集まります。
そんな、弊社が扱う宝飾品の中でもとびきりの逸品がこのファベルジェ。
本日9月1日と2日の2日間、向かいのプロント地下のイベントスペースにて
ファベルジェ展を開催いたします。
世の中には数多のブランドが存在し、それは宝飾の世界といえど変わりません。
そんな宝飾品の中でも、特別な逸品があります。
世界に限られた個数しか流通しない、最高峰の職人手作りによる頂点を極めた世界。
技術と創造性を兼ね備えた、芸術品と呼べる存在。
そのような、世界が認める宝飾品のひとつが、今回ご紹介する『ファベルジェ』です。

このファベルジェというブランドは、かの帝政ロシア時代、ロマノフ王朝の皇帝が
イースター祭には必需品である卵形の飾り物を作らせたというブランド。最盛期
の1900年にはパリ万国博覧会にてグランプリを受賞したほど、その芸術性と
突出した技術、そして品質の高さを認められていました。そして、その最大の
魅力は皇帝アレキサンダーⅢ世に始まり、皇妃マリアそして皇帝ニコラスⅡ世と
その皇妃アレクサンドラ、そしてオルガ、タチアナ、マリア、アナスタシアの4姉妹と
皇子アレクセイというロシア皇帝一族にまつわる、ロシア革命の悲劇とロマン、
そしてミステリーに彩られているという部分でしょう。
現在、ロシア皇室が製作させたいわゆる『インペリアル・イースター・エッグ』は、
ロシア皇室の資料で確認できる確実なものが50個。そのうち8個が行方不明
です。(いわゆる皇室用に作られたエッグ以外にもKelkhコレクションに代表される
エッグが存在します。また、公文書での確認はできないけれどもファベルジェ製と
確認されているエッグも存在するために様々な謎を呼んでおり、これもまた伝説を
彩る魅力となっています。)また、1885年より毎年1~2個製作されていた
インペリアル・エッグですが、1904年と1905年の2年のみは日露戦争による
ため製作されなかった事などが皇室の手紙などの資料から判明していますが、
このことも永い間謎とされてきました。
このように様々な伝説に彩られている(この辺り、詳しく書き出すと収拾がつかなく
なります)ファベルジェですが、現代のファベルジェはロシア革命の混乱のなか
フィンランドをはじめパリなどに逃れた後、最終的にスイスに移りファベルジェ財団
を設立。当時の技術を伝承していたドイツのヴィクトル・マイヤーを現在、世界で
唯一のワークマスターに認定しています。そして往時の製法そのままに、極めて
限られた個数のみ製作しています。
その商品の一つ一つにファベルジェとワークマスターの刻印とシリアルナンバーが
打たれており、決まった個数が製作された後、どんなに人気が出ようとも、決して
復刻される事はありません。もちろん一つ一つがマイスターの手によるハンドメイド
であり、宝石の輝きとも違うエナメルの深みのある柔らかな輝きが、芸術作品として
の気品を感じさせます。
画像をクリックすると拡大画像が現れます。ファベルジェの中でも代表作が、このエッグペンダント。復活祭=イースターの
名にふさわしく、卵の中から生命が生まれるさまを表現しています。元々
キリスト教のお祝いではありますが、この生命の神秘を表現したデザインから
女性のお守りとしてお持ちになる方もいらっしゃいます。卵を閉じた状態でも
開いてサプライズ(仕掛け)をみせた状態でも使用する事ができ、これ以外にも
中からもう一つのトップが出てくるものなど様々な種類があります。
画像をクリックすると拡大画像が現れます。このようなオーナメント(飾り物)も有名です。
現在店頭には、象が中から出てくるオーナメントがあります。
エナメルの中に模様が浮かび上がるギロッシュ技法が秀逸です。
画像をクリックすると拡大画像が現れます。このような指輪なども作っています。
エナメルと宝石がお互いを引き立て、ジュエリーとしての芸術性を高めているのが
最大の特徴といえるでしょう。
画像をクリックすると拡大画像が現れます。ネックレスやピアス、カフス・・・。
ファベルジェというとイースターエッグだけが注目されますが、実は皇室にはこのような
さまざまなジュエリーのほか、置き時計やボタン、ボウルのような食器、ヒュミドール
やカード入れ、写真立てなど様々な日用品も製作していました。今回の展示では
ジュエリーがメインとなりますが、エッグ以外にも様々なジュエリーを製作している
という事も含め、みなさまにご案内できればと思っています。
この『ファベルジェ展』、九州でも他に例の無い規模で毎年開催していますが、
今年は特に凄いです!実は今回来ている商品、この後そのままロシア領事館へ
移動して展示されます。ということは・・・!領事館で展示される商品を、誰よりも
早く見ることができる・・・!?
いずれのアイテムも、ハンドメイドのために生産本数が極めて限られており、
熊本どころか、世界でも見る機会の限られた、大変貴重なプレミアム
アイテムです。特に今回は!二度と見ることが叶わないものもきています。
この機会を逃さぬよう、ぜひお出かけくださいませ!


